2020年上半期楽曲10選
おはた!
こんにちは、た!です。
気づけば2020年の半分が終わるらしいです。ハヤいですね☆
てなわけで上半期の良かった曲を振り返っていきます。
レギュレーションは
・2020年1月1日~6月30日に(初めて)発売、配信された楽曲
・各アーティスト、コンテンツにつき1曲まで
・クリエイター被りはあり
です。
掲載順はランキングではないです。
ちなみに1月~3月時点での10曲は以下になっています。
変更があったので再掲。
— た! (@takam_real) 2020年4月2日
2020年四半期10選 pic.twitter.com/YWqmlhG7X0
先日気づいたのですが、わがまま☆パンケーキミックスは19年冬コミで先行販売されているのでがっつりレギュ違反でした。照
1.23時の春雷少女 - 鬼頭明里
作詞・作曲:田淵智也 編曲:やしきん・成田ハネダ(パスピエ)
鬼頭明里さんの1stアルバム「STYLE」の収録曲で発売の約1ヶ月前に先行配信されたのですが初めて聞いた時から完全に心を奪われてしまいました。これが恋だった。
曲全体がストーリー仕立て、恋愛ドラマの一幕の様になっていて少女の感情がPC用語で表されています。少女の中で"プログラム"(概念的なもの?)であった恋が少女自身の"心"になる。自分自身の気持ちに気づくまでの葛藤が2番のストーリーだと思うのですが、個人的には2Aの
「本音くらいすぐに 躊躇も無くはじき出せる はずだったよ はずだったよ はずだった」
という歌詞が今にも泣きだしてしまいそうな感情が漏れ出しているようでめちゃくちゃ好きです。はずだったと連続するのがセリフの様に聞こえて人間味を強く感じました。
それを経て自身の恋心に気づいた少女が相手のことを探しに走っているのではないかと思えるような疾走感のある間奏がとても気持ちよかったです。
最後の歌詞
「照明は終わり これが恋だった。」
めちゃくちゃ良いですよね。それに加えて僕は
「日付はもう間もなく変わる 私と君も今変わるんだよ」
の部分もとても好きです。私だけじゃなくて君も一緒に変わるというのが細かいかもしれませんがめちゃくちゃに刺さりました。
いや~本当にめちゃくちゃいい曲。「STYLE」は2020年上半期の声優アーティストアルバムで1.2を争うと思います。
2.Well Wishing Word - 水瀬いのり
作詞・作曲・編曲:栁舘周平
8thシングル「ココロソマリ」の3曲目に収録されています。同じく柳舘周平さん作詞作編曲の「Winter Wonder Wander」の前日譚になっています。
跳ねるような明るい曲調ですが曲自体はお別れの曲になっています。お別れといっても絶縁や悲しい別れではなく、互いに再会できると信じているのわかれなのでとても明るいんですよね。互いの幸を願ってるし。時折入るクラップも別れてしまう寂しさの中にある希望感の様でとても好きです(?)
だからこそ別れの言葉の「バイバイ」に優しさを感じます。的確に言い表せないのですが、帰り道で友達と別れるときにバイバイするじゃないですか?その時にわざわざ「さよなら」なんてあまり言わないし、また会える相手だからこその挨拶の感じがします。
まあこの運命の2人がこの後どうなったのかというのはぜひ「Winter Wonder Wander」を聞いて確かめて欲しいわけですが…(ダイレクトマーケティング)
隙を見た自分語りにはなりますけど、僕こういった運命の二人が長い時間を経て再会するやつがめちゃくちゃ好きなんですよね~。なので僕はダリフラのラストシーンも好きですよ?
3.Walk on your side - 上田麗奈
アルバム「Empathy」に収録。
しっとりとしたピアノのイントロから上田麗奈さんの自然な歌声が本当に自分の横を上田さんが歩いてるのではないかと錯覚してしまうぐらい優しい、寄り添ってくれているようだと思いました。
サビやアウトロで入るストリングスとクラップが多幸感をより強めてくれているようでとても好きです。
アルバムを通しで聞いていて先へ進むにつれて上田麗奈さんの内面、なのかはわからないけれどどんどん深いところに引き込まれて行ったのですが、(悪い意味ではないです!)最後にこの曲を聴くとふと現実へ帰ってきたような気持になりました(?)
上手く言い表せないけど本当に上田麗奈さんが自分の横を歩いてるような感覚になりました。
7月に開催予定だった1stライブが延期/中止になったの本当に残念です。まぁぼくは抽選外れましたが…
4.キミのラプソディー- Mashumairesh!!(CV:遠野ひかる、夏吉ゆうこ、和多田美咲、山崎 綺)
作詞・作曲:Wiggy 編曲:三谷秀甫
TVアニメ「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれしゅ!!」EDテーマです。
少し切なさを感じる曲調に甘酸っぱい歌詞が素敵なザ・青春ソングです。学生生活の中の恋愛ってすごくいいですよね。おたくくんなので余計にそういうものにあこがれを抱いていますね。
「もうちょっと あとちょっと キミに近づきたいな 秒速5センチ まだちょっと言えなくて キミに触れてみたい…」
うん。萌へ
実はこの曲劇中設定があって…(メンタリスト)
劇中では作曲をほわん、編曲:Mashumairesh!! 作詞をマシマヒメコが担当しています。
ヒメコが作詞をしているんですよ。ということはつまりこの曲はほわんへのラブソング、ってか完全に愛の告白なんですよ(断定)
ヒメコが詞という形でほわんに想いを伝えるのヤバイだろ。ほわんは気づくのかな?いや、気づかないでしょ(反語)
ラスサビで
「oh my girl 想いが そっと溢れてく」
マイガールとちゃっかり所有権主張してるのとんでもないですね。聴いてる側も特大感情を抑えきれないです。
も、萌へ……
5.時としてバイオレンス - halca
作詞:宮嶋順子 作曲:原一博 編曲:川崎智哉
TVアニメ「邪神ちゃんドロップキック'」OPテーマです。
爽やかなロックサウンドにhalcaの可愛い歌声がマッチしていてとても爽快な1曲です。個人的にhalcaさんのロックテイストな曲が好きです。
サビの
「愛と言うには激しくて そっけないのに優しくて 時としてバイオレンスな キミとのEveryday」
が邪神ちゃんドロップキックを的確に表していてとても良いです。
邪神ちゃんとゆりねの命を狙う・狙われている関係ではあるけれど、実は互いのことを大事に想っているのを描いている様な歌詞が、作品のあらすじを曲にしたとも言える1期OPの「あの͡娘にドロップキック」と曲調なども含めていい意味で対比になってるなと思います。
まあ、直接的な描写はないので僕の考察でしかないと言われたらそれまでなのですが、だとしてもアニメ8話やこの曲によって同じ解釈をしてる人はいると思います(希望的観測)
作品のイメージとは少し違う爽やかな曲調で描かれる裏の感情みたいなのも邪神ちゃんドロップキックの違う一面ぽくないですか?
6.HATENA - PENGUIN RESEARCH
作詞・作曲:堀江晶太 編曲:堀江晶太・PENGUIN RESEARCH
「ガンダムビルドダイバーズ RE:RISE」OPテーマ。
重厚感のあるサウンドと葛藤の中進んでいく主人公み溢れる歌詞が合わさりとてもかっこいいです。
PENGUIN RESEARCHの楽曲である「それでも闘う者たちへ」や「キリフダ」のフレーズが引用されていて闘うことや生きることについて自分自身に強く問いかけているんだなと思いました。
最後が「いつか 僕を愛せるように」で終わるのも戦うだけでなく生きるという意思があることが伝わってとても好きです。
あと2サビ前のブウゥゥンすき。
7.Fall in Love - SEASON OF LOVE
作詞:SATSUKI-UPDATE 作曲・編曲:宇佐美宏
Tokyo 7th シスターズ EPISODE5.0 主題歌です。
秋のFallと恋に落ちるのFall in Loveのダブルミーニングになっています。
恋は特定の誰かを好きになったというよりはアイドルとしての輝き、輝きの季節(ナナシスでいう夏)に憧れているみたいな意味があるのではないかと思います。
夏が終わって秋へと移り変わりいろんな事が変わってしまったことへの 寂しさや儚さの中にSOLがアイドルとして走り出すように新しいストーリーが始まりそうな明るさ(2期感?)もある曲調がすごくいいです。
EPISODE4.0ではまだ小さい子供だったSOLの4人が9年後の未来が舞台のEPISODE5.0で大人になっていきアイドルとしても成長していくストーリーとリンクしてるのが最高すぎるだろ…
8.僕らは素敵だ - DIALOGUE+
「DREAMY-LOGUE」に収録されています。
ラジオなどでもメンバーが話していましたが、DIALOGUE+の音楽プロデューサーでもある田淵さんからのメッセージなんですよね。
こんなん泣くに決まってんだろ…
めちゃくちゃいい曲に乗せて「ぼくらは素敵だ」っていうまっすぐな自己肯定がものすごく心に響いてきます。
絶対に負けない!がむしゃらにでも進んでいくってストレートな言葉だからこそストレートに入ってくるし自分に置き換えてみてもものすごく励みになってくれると思います。
最後のシンガロングも多幸感に溢れていますね。
オタク大号泣肩組みで大トゥルエンを向かえた過ぎる。
9.りんごの木 - 林鼓子
Run Girls, Run!の1stアルバム「Run Girls, World」に収録されている林ソロ曲。
ランガの初期曲である「カケル×カケル」(編曲)や「スライドライド」を彷彿とさせる広川さん特有の爽快さと林鼓子さんの伸びやかな声による王道ロックです。
ランガとして走り出した10代の少女と旧約聖書の失楽園をかけ合わせたような歌詞が本当にとんでもないです。
「赤い林檎のような両頬が ミルク色になる頃 私は欲望フレーバーの りんごをもぎ取った」
成長していくなかで夢や目標を見つけていくことを旧約聖書の1場面(イブが禁断の果実を食べるとこ)になぞらえて表現されているのもめちゃくちゃ衝撃的ですね。
また、2サビラスサビの
「翻弄しないでよ 憧れさせただけで 遠ざかってしまうなんてずるいよ」
は解散してしまった先輩ユニットのWake Up, Girls!に行ってるのかななんて思ってしまいます。作詞只野さんだし。
歌詞に名前が入っているのもユニットとしてのソロ曲という感じがしてとても良いです。
10.私たちはまだその春を知らない - AiRBLUE
アプリゲームCUE!のキャラクターソングです。
新人声優16人の先が見えない不安を表してるようなシリアスさのある曲とエモーショナルな歌詞がとてもいいですね。
春というのは声優として成功する未来であったり夢がかなう場所みたいな意味がるのかなーっと思いました。
歌詞にAiRBLUEの各チーム名でもある花鳥風月が入っていたり絆を強調する部分があってエモいですね。
Dメロで曲名を回収→ギターソロ→ラスサビと続いていくのが疾走感があってすごく好きです。
終わりだよ~
シンプルに筆が遅いのでもっと早い時期から取り掛からないとだめだと思いました(後回しくん)
プレイリストをApple Musicで作ったので置いておきます。ドン!
以下サムネ用